影響あり バージョン引数の付いた <script> は読み込まれなくなりました

公開日: | カテゴリー: HTML, JavaScript

概要

Firefox では伝統的に、JavaScript 1.71.8 の高度な機能を利用するには、<script> 要素の type 属性に version 引数を明示する必要がありました。

<script type="application/javascript;version=1.7"></script>
<script type="application/javascript;version=1.8"></script>

Firefox 44 以降、let 命令文は 明示的な JavaScript バージョンを必要としなくなりました。一方、JavaScript 1.7 と 1.8 で追加された 分割代入型 for-in旧式イテレーター旧式ジェネレーター配列内包式クロージャー への対応は、それぞれ標準の機能に取って代わられる形で廃止されました。

標準化活動の一環として、この Firefox 固有の JavaScript version 引数対応も Firefox 59 で廃止されました。つまり、何らかの version 引数が付いた <script> は、text/template のような未知の MIME タイプのスクリプトとして扱われるため、読み込まれなくなります。Mozilla の調査によれば、この変更は 0.02% のスクリプト読み込みに影響する可能性があります。

JavaScript を配信している場合、HTML5 やより新しい HTML Living Standard ではオプションとなっている type 属性を単純に省略することができますし、そうしない場合は text/javascriptapplication/javascript など 標準 JavaScript MIME タイプ のいずれかを引数抜きで使用しなくてはなりません。

参考資料